老いも若きも強い午後の日差しの中でシルエットになっていた。井の頭公園の小路を歩いている人々は、みな俗世の地位や肩書を捨て去って歩いているかのようだった。そして、ただのうごめく有象無象になっている。
そんなシルエットの中に走っている幼い女の子の姿が見えた。お父さんのいるところに向かっている。この女の子も姿もやはりのシルエットになっているのだけれど、俗世の価値観からは超越しているからか、女の子の持つ可愛らしさは消え去ってはいなかった。
2007年6月 町角 東京 | |
女の子 吉祥寺 公園 シルエット |
No
951
撮影年月
2007年5月
投稿日
2007年06月26日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
吉祥寺 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V