歩道には街路樹が植えられていた。冬になると葉が落ちて掃除するのはちょっと手間かもしれないけれど、その手間を上回る良さが街路樹にはあると思う。街路樹がなければ、コンクリート製の建物ばかりの町は乾燥しきった砂漠のようになってしまう。
わずかでも街路樹があれば町を歩いていて自然を感じることができるし、鳥たちもそこで休むことができるし、虫たちも住処を見つけられる。それに、町を清掃するという仕事も生み出すのだ。町に街路樹があれば、全てが上手く回るような気がしてしまうのは大袈裟だろうか。そのようなことを思いながら歩いていると、樹の幹には枝と葉っぱの影がくっきりと落ちていた。
2005年4月 自然 東京 | |
神保町 影 木 |
No
52
撮影年月
2005年3月
投稿日
2005年04月04日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
神保町 / 東京
ジャンル
自然写真
カメラ
CANON EOS 1V