広々とした歩行者専用道路は閑散としていた。この辺りは西門町と呼ばれるエリアで、台北の繁華街のひとつなのに、歩いている人はほとんどいなかった。もともとは台北を囲んでいた城壁の外側にあって、何もない荒れ地だったようだ。下関条約によって日本領になると、日本人向けの歓楽街に整備されたらしい。第二次世界大戦が終わって日本人が去ると、今度は大陸から押し寄せてきた外省人の盛り場になったのだという。
そんなエリアの一角を歩いていると、道の先でUターンしているスクーターが見えた。
2007年4月 町角 台湾 | |
バイク 台北 |
No
850
撮影年月
2007年1月
投稿日
2007年04月17日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
台北 / 台湾
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V