空の下に一本の道が伸びていた。向こうには雲が浮かんでいるのが見える。道の上には僕以外誰もいない。この長閑な道を僕はバイクで走っていた。人が住む日本最南端であるこの島には、もちろん信号機なんてものは存在しない。僕は走りたいだけ走り続けられるのだ。僕に止まれと命令するものは何もない。それでも、僕は時折バイクを停めた。長閑な景色をじっくりと見るためには、どうしてもバイクを止めなければならないのだった。
道路に沿って電線が通っている。道の両脇は畑だった。左側はサトウキビ畑だったが、右側は収穫が終わっていて、何の畑かは分からなかった。
2007年9月 自然 沖縄 | |
雲 畑 波照間島 道 |
No
1081
撮影年月
2007年7月
投稿日
2007年09月14日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
波照間島 / 沖縄
ジャンル
風景写真
カメラ
CANON EOS 1V