石火矢町ふるさと村は住宅街の中に忽然と現れた。ここには旧武家屋敷や土塀が保存されている。高梁の町は城下町だったので、大勢の武士がこの辺りに住んでいたのだ。道の両脇には土塀が続いていて、穏やかな雰囲気だった。残念ながら、歩き回っても武士の姿を見かけることはなかった。当たり前か。
その代わりに女性が道端に立っているのが見えた。女性は雨の中、傘を差して家の前に立っている。町内会の回覧板でも回しに来たのかもしれない。傘を持って立っている女性は、ひょっとしたら武士の末裔なのかもしれない。
2007年12月 町角 岡山 | |
雨 道 高梁 傘 |
No
1293
撮影年月
2007年9月
投稿日
2007年12月30日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
高梁 / 岡山
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V