リュックを背負った学校帰りの男の子が線路の上を歩いていた。スリランカでは線路の上を歩くことは珍しいことではないし、見掛けても誰も注意したりはしない。列車があまり走っていないということもあるのだろうけれど、普通に道路を歩くよりも近道なのだろう。大勢の人が線路の上を行き来している。
線路の上を歩くには枕木の上を歩いていかなければならないから、歩きづらいような気がするのだけれど、地元の人は気にならないようだ。みな力強く前に進む列車になったような気分で歩いているのかもしれない。写真のふたりの男の子もそうだ。軽やかな足取りで歩いていたふたりは、すぐに線路の先に消えて見えなくなった。
2008年7月 町角 スリランカ | |
バックパック ゴール 線路 男子学生 |
No
1787
撮影年月
2008年3月
投稿日
2008年07月07日
更新日
2024年09月30日
撮影場所
ゴール / スリランカ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM