プネーを歩いていると、恰幅のいい男と行き合った。僕は日本人男性の平均身長よりも少し低い。そのため、大抵にインド人は僕よりも背が高くて、向かい合うと僕を見下ろす形になる。この男性もそうだった。
野球帽を被った男の視線は鋭い。忙しかった様で、見知らぬ外国人の相手をしているような暇な無いようだ。写真を撮り終えると、男はすぐさま仕事に戻っていった。どうやら鋭い視線の理由は身長の差だけはなかったようだ。僕は男にとって単なる邪魔者でもあったのだ。
2011年12月 インド 人びと | |
帽子 男性 プネー 鋭い表情 |
No
6036
撮影年月
2010年9月
投稿日
2011年12月30日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
プネー / インド
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM