公設市場近くの路地を歩いていると、道端に大きな顔が置いてあった。獅子舞に使う面のようだ。中に誰かが入っているわけでもなく、ただ道端に飾られている。何のために置かれているのだろう。歩行者たちは皆ちらりとも見ることもなく、面の前を通り過ぎていく。まるで、そこに面が置いてあるのが当たり前だと思っているかのようだ。
大きく口を開けて、笑っている。とても愛嬌のある顔をしていた。そんな面を眺めていると、僕まで楽しくなってくるような気がした。道往く人を楽しませるために置かれているのかもしれない。笑う門に福来るだ。
2007年10月 沖縄 静物 | |
幸せ ライオン 獅子舞 マスク・仮面 那覇 |
No
1137
撮影年月
2007年7月
投稿日
2007年10月12日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
那覇 / 沖縄
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V