識名園は琉球を統治した王家の別邸だった場所だ。薩摩藩の支配下にあったとは言え、形式的には琉球処分が行われるまで沖縄は日本国の領土ではなく、独立した王国で中国とも冊封関係を結んでいた。その証拠に1854年には独自にアメリカと琉米修好条約という条約を締結している。ちなみに琉球処分後に王家であった尚氏は日本の華族になったそうだ。
庭園の中心に池が配置されていて、中国風の石橋が架けられていた。遠くからその橋を眺めていると、三人の女性がやって来て橋を渡り始めた。三人とも強い沖縄の日差しを避けるために日傘を差していた。
2007年10月 沖縄 人びと | |
庭園 那覇 石橋 傘 世界遺産 |
No
1138
撮影年月
2007年7月
投稿日
2007年10月12日
更新日
2024年06月30日
撮影場所
那覇 / 沖縄
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V