傘を差した女性が識名園の小石橋を渡っていた
夏の力強い雲の下、傘を差した四人の女性が小さな石橋を渡っていた。ここは那覇にある識名園。琉球王家最大の別邸で、中国から訪れた冊封使の饗応もここで行われたという。今では「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されている庭園だ。
写真の石橋は庭園の中央にある池に架けられているもので、琉球石灰岩で積まれている。このような凹凸のある独特な石灰石を見ると、中国庭園でよく目にする太湖石を連想すると同時に、かつて琉球王国が日本とは別の王国だったのを実感するのだった。
| 2007年8月 沖縄 人びと | |
| 庭園 那覇 四人組 石橋 傘 世界遺産 |
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PHOTO DATA
No
1033
撮影年月
2007年7月
投稿日
2007年08月21日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
那覇 / 沖縄
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
RICOH GR DIGITAL
