格子造りの角屋

格子造りの角屋
京都の島原で撮影 ©オザワテツ
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かつては賑わっていたであろう角屋も今では古い建造物が残るだけだった

かつては政府公認の公娼地であった島原も今では普通の住宅が数多く立ち並んでいて、何も知らなければここがそのような場所だと分からないだろう。今でも営業している茶屋は輪違屋の一軒だけだ。

穏やかな雰囲気の町中を歩いていると、格子造りの古い木造2階建ての建物が目に入ってきた。それが写真に写っている角屋というかつての揚屋だ。揚屋とは客が置屋から遊女を呼んで遊んだ店。つまりこのお店も遊郭を構成していた施設のひとつだ。

角屋の歴史は古い。初代徳右衛門が営業を開始したのは1589年。その後、1641年にこの地に移転し1985年まで宴会場として使用されていたから400年近い間ずっと営業していたことになる。営業していた期間は江戸時代よりも長いのだ。写真に写っている表棟も1600年代後半に建てられたものだという。

ちなみに新選組局長芹沢鴨が乱暴狼藉を働いたのはこの角屋だ。ここで催された宴会で泥酔して屯所に帰宅した芹沢は、寝込みを近藤勇一派に襲われて絶命したのだった。

ENGLISH
2021年4月 建築 京都
京都市 格子

角屋ってどこ?

PHOTO DATA

No

11875

撮影年月

2020年2月

投稿日

2021年04月13日

更新日

2021年05月26日

撮影場所

京都市 / 京都

ジャンル

建築写真

カメラ

SONY ALPHA 7R II

レンズ

ZEISS BATIS 2/40 CF

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