キャンドヴァンの集落に建つ家々は岩盤の斜面をくり抜いて造られていた。丘の斜面は岩窟の家で埋め尽くされている。そして、人々は今でもその家に住んでいるのだった。それだけ聞くと原始時代のような住居を思い浮かべてしまうけれど、家々にはちゃんと扉と窓が設けられていて、電線も引かれているから、家の中には電灯もあって現代的な作りになっているのだろう。家の外観は昔のままだけれど、生活の全てが昔のままという訳ではなさそうだ。
そんな集落を喜々として歩きまわっていると、ニット帽を被った男の子とフードを被った男の子が歩いているのが見えた。ふたりで仲良く歩いている。ふたりの家もやはり岩窟の家なのだろう。
2005年7月 建築 イラン | |
町並み 家屋 キャンドヴァン 岩 |
No
124
撮影年月
2000年11月
投稿日
2005年07月22日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
キャンドヴァン / イラン
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS KISS