無精髭を生やした男が道端で屯していた。ナシークの町はヒンドゥー教徒にとっての聖地で、町には大勢の巡礼者の姿がある。巡礼に訪れた人たちは、敬虔深そうな顔をしていたり、あるいは楽しそうな顔をしていたりする。巡礼というのは旅と同じようなものなのかもしれない。
その一方で、聖地を訪れている巡礼者と違って、この男からは敬虔さのようなものを感じられなかった。巡礼に訪れた人たちはどことなく高揚感を漂わせているものだ。おそらく地元の人なのだろう。カメラを向けると鋭い視線をこちらに投げかけた。
2011年4月 インド 人びと | |
顔 視線 鋭い視線 男性 ナシーク |
No
5410
撮影年月
2010年9月
投稿日
2011年04月22日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ナシーク / インド
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM