路地の片隅に味わいのある格子の付いた窓を見つけた。この辺りはかつての花街だ。隆盛を誇ったのは大正年間のことというから、約100年も前のこと。今では町は穏やかな雰囲気に包まれている。昔ながらの町並みが残っていて、その雰囲気とは裏腹に今時のお洒落な店も多い。
花街であった路地を歩くと、今でも残っている古い建物を見ることが出来る。この窓もそのような建物のものだった。窓からはぼんやりとした光が漏れてきている。中で何が行われているのか気になってしまうような暖かな明かりだった。
2005年11月 建築 東京 | |
神楽坂 格子 シルエット 窓 |
No
231
撮影年月
2005年9月
投稿日
2005年11月08日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
神楽坂 / 東京
ジャンル
建築写真
カメラ
CANON EOS 1V