騒々しく時間が流れていくコルカタの街角で、男がひとり流れから取り残されていた。ワゴンにもたれかかって休んでいた男はぼんやりと上の方を眺めていて、男の周囲だけ時間が止まっているかのようだった。
男は眉間に皺を寄せていたから、何かを考えていたのかもしれない。いずれにしても上の方に視線を向けたまま動かず、周囲にいる人には無関心だった。僕の存在にも気がつく様子はまったくない。一体何に思いを寄せていたのだろう。
2012年7月 インド 人びと | |
白髪 コルカタ 休息 考える 上目使い |
No
6580
撮影年月
2011年6月
投稿日
2012年07月01日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
コルカタ / インド
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM