道端で体を洗っていた男が泡だらけのままポーズを決めた
コルカタの道端に水場が設けられていた。喉の渇いた人が、喉を潤すために使うような小さなものではなく、ちょっとした銭湯のような大きなものだ。一日の仕事を終えた大勢の男たちがそこで体を洗っている。
写真の男もそのひとりだった。体を洗っている最中だったため、体は泡だらけだ。男は僕にレンズを向けられていることに気が付くと、泡だらけのまま微笑んでポーズを決めてくれた。
日本と違ってコルカタには銭湯のような公衆浴場はない。ローマのテルマエやイスラム文化圏で見られるようなハマムのようなものはインドにないのだ。だから人びとは道端にある水場や近くでに川があれば川で体を洗っている。もちろんそのような場所ではお湯が出るはずもなく、水シャワーだけだ。温暖な気候だから、お湯がなくても気にならないのだろう。
| 2012年5月 インド 人びと | |
| コルカタ 男性 上半身裸 洗う |
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PHOTO DATA
No
6403
撮影年月
2011年6月
投稿日
2012年05月03日
更新日
2021年12月24日
撮影場所
コルカタ / インド
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM
