カトマンズの町にはあちらこちらにヒンドゥー教の祠がある。この町には大勢の神様が町角に鎮座しているのだ。ダルバール広場の一角にも名前の分からない小さな祠があって、男たちが小さな祠の入り口に屯していた。
肉体労働者のように見える屈強な男たちが入り口に腰を下ろしているので、お参りに来た人も怖くて中に入りづらい。なんでわざわざ祠の前で休んでいたのかはわからないけれど、この町には大勢の神様がいるから、神様と人間の間の距離が思っているよりもずっと近いのかもしれない。この男たちも祠の前にいても、恐れ多い気にはなっていないのだろう。
2009年11月 ネパール 人びと | |
集団 入り口 カトマンズ 休息 |
No
3426
撮影年月
2009年6月
投稿日
2009年11月27日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
カトマンズ / ネパール
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM