男の子がムーレイ・イドリスの路地で遊んでいた。この町はザルホンという山の麓に這いつくばるように広がっていて、旧市街の路地はやはり迷路のようで、子どもたちが遊んでいる。この男の子は僕に気がつくと、大きな瞳を僕に向けてニヤッと笑ってくれた。
ムーレイ・イドリスが他の町とちょっと違うのは、町の中心にイドリス朝を興したムーレイ・イドレス一世が眠る霊廟があるところだ。そのため最近まで非イスラム教徒は入れなかったという。もっとも今でも街には入れても、霊廟そのものには入れない。霊廟を中心とした町はどことなく厳かな気がした。
2010年7月 モロッコ 人びと | |
男の子 ムーレイ・イドリス ニヤニヤ笑う |
No
4337
撮影年月
2010年1月
投稿日
2010年07月15日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ムーレイ・イドリス / モロッコ
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM