マルダで会ったお母さんに抱えられていた赤ちゃんは、眉間にしっかりとビンディを描いてもらって、さらに目をカージャルで縁取られていた。そして、近づいてきた僕に大きな瞳を向けてくれた。でも、何かが気に食わなかったようで、僕を鋭い視線で射抜いてきた。
カージャルは女性用のメイク用具の一種なのだが、子どもにも施すことがある。この場合には、子供を邪悪なものから守るという意味がある。この子は僕に鋭い視線を向けてきたということは、僕はこの子にとって邪悪な存在だと判断されたのかもしれない。
2013年8月 インド 人びと | |
赤ちゃん ビンディ カージャル メーキャップ マルダ |
No
7801
撮影年月
2011年6月
投稿日
2013年08月16日
更新日
2023年12月12日
撮影場所
マルダ / インド
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM