びっくりしたお母さんと澄まし顔の女の子がカメラを見据えてくれた

びっくりしたお母さんとカージャルをした女の子
ネパールのカトマンズで撮影
似たような写真

カトマンズの道端にちょっと出っ歯のお母さんが腰を下ろしていた。膝の上で幼い女の子を抱えている。写真を撮らせてもらおうと声をかけると、お母さんはちょっと吃驚していた。その一方で、可愛らしい女の子は澄ました顔でカメラを見ていた。まるで撮られ慣れているような顔だった。

女の子の目の周りは黒い塗料で縁取られていた。これはカージャルというアイライナーのようなもの。おしゃれでしているわけではなく、塗っておくと邪視から子どもを守るという意味があるものだ。

南アジアではまだまだ幼い子の死亡率は高いのか、町を歩いていてカージャルを付けた子どもを見かけるのも珍しくはない。かつての日本と同じようにインドにも「7歳までは神のうち」という感覚があるように思える。

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ENGLISH
2009年11月 ネパール 人びと
カージャル カトマンズ お母さん 親子

PHOTO DATA

No

3369

撮影年月

2009年6月

投稿日

2009年11月12日

更新日

2021年11月30日

撮影場所

カトマンズ / ネパール

ジャンル

ポートレイト写真

カメラ

CANON EOS 1V

レンズ

EF85MM F1.2L II USM

日本国外で撮影した写真とエッセイ

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