ここではカレサと呼ばれる馬車が道路脇に停まっていた。そして、御者台には野球帽を被った若い男が腰を下ろしている。客待ちしているのだった。でも、僕のことを客とは認識していないようで、すぐ脇を歩いても僕には視線を向けない。
ビガンでは馬車は今でも現役の公共交通機関だ。町の中心にある大聖堂の前には何台もの馬車が客待ちをしているし、町中を走っている馬車をよく見かける。時代遅れのもののはずが、気がついたらエコロジーの最先端を走っているのかもしれない。
2008年12月 人びと フィリピン | |
帽子 顔 ビガン 若者 |
No
2271
撮影年月
2008年9月
投稿日
2008年12月04日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ビガン / フィリピン
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM