境内に入ると池があって橋が架けられている。橋の上に立つと、亀戸にある亀戸天神社の拝殿に向かってまっすぐに伸びる参道の様子がよく見えた。大勢の参拝客が梅の木に挟まれた細い参道を歩いている。両脇に植えられた梅の花はそろそろ開花しそうだ。
アーチを描く橋の上に立って眺めていると、お参りを終えたであろう三人組の男女が向こうからやってきた。ふたりの女性は着物姿だった。神社にはやはり着物がよくに似合う。
ちなみに、ここはその名が示す通り菅原道真を祀っている神社だ。菅原道真の末裔であった太宰府天満宮の神官・菅原大鳥居信祐が天神信仰を広めるため諸国を巡る中、1661年に江戸の本所亀戸村にたどり着き、元々あった小祠に太宰府天満宮の神木として知られる梅の木で彫った天神像を奉祀したのが始まりなのだそうだ。
2016年4月 人びと 東京 | |
参道 亀戸 着物 神社 三人組 |
No
9715
撮影年月
2016年2月
投稿日
2016年04月17日
更新日
2024年07月10日
撮影場所
亀戸 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SIGMA DP2 MERRILL