ミディガマの辺りで行われている漁はとても独特だった。海で釣り竿を使って釣るのだが、舟は使わない。かといって磯釣りでもない。海中に建てたポールに乗って釣竿を垂れるのだ。ポールを立てられるのはそれほど海の深くない波打ち際に限られてしまうので、大きな魚は釣れないような気がしてならない。でも生活が成り立つということは浅瀬にも魚がウロウロしているということなのだろう。どんな魚が釣れるのかふたりの様子をうかがっていたけれど、この日は波が高すぎて全然釣れないようだった。
それにしても、なぜ舟を使わないんだろう。舟の方がずっと楽なような気がしてならない。もっとも、効率化だけが全てではないけれど。
2008年7月 人びと スリランカ | |
釣り ミディガマ 海 シルエット |
No
1811
撮影年月
2008年3月
投稿日
2008年07月15日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ミディガマ / スリランカ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM