境内に入ったら、履物を脱いで素足で歩き回らなければならない。ミャンマーの寺院はどこでもそうなっている。金の有る無しに関係なく、ここでは誰もが裸足にならなければならない。しかしながら普段靴下と靴を使っている身にとっては結構辛い。炎天下にさらされた境内の地面は熱い。火傷してしまいそうに熱くなっているところを素足で進まねばならないのだ。できる限り熱くなっていない日陰を選んで歩いても、時には焼け付くような地面の上を歩かなければならない時もある。
そんな僕とは対象的に、地元の人たちは日陰だろうと日向だろうとスイスイ歩いている。どうやら僕とは足の裏の皮膚の厚さが全然違うようだ。観察していると、そんな地元の人にとってもやはり日向にずっといるのは耐え難いようで、シュエダゴォン・パヤーにお参りしに来ている人たちは誰しもが建物でできた日陰の中で休息していた。
2015年1月 ミャンマー 人びと | |
地面 仏塔 寺院 参拝客 ヤンゴン |
No
9013
撮影年月
2010年2月
投稿日
2015年01月21日
更新日
2023年10月03日
撮影場所
ヤンゴン / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM