道端でひとりの男がダラダラとしていた。町を歩いていると、このような特に何をする訳でもなく怠惰な時間を過ごしている男を見かけること珍しいことではない。虫の居所が悪いらしく、渋い表情をしている。しかも額には何本もの皺が寄っていた。
どうにもこうにも機嫌が悪いようだけれど、カメラには興味を持っているらしい。カメラを向けるとしかめっ面をこちらに向けた。少しでも写真を撮られるのを楽しんでくれたら本望だ。それにしても、大きな耳をしている。
2015年5月 インド 人びと | |
ムンバイ 苦い顔 皺 |
No
9270
撮影年月
2010年9月
投稿日
2015年05月30日
更新日
2023年10月03日
撮影場所
ムンバイ / インド
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM