男がポツンと道端に腰を下ろしていた。近づいていくと、男は僕に話しかけ始める。眉毛はへの字になっていて、何やら真剣な顔をしているから何か大切なことでも話しているのかもしれない。でも、男はビルマ語で話しているので何を言っているのかは皆目見当がつかないのが残念だ。
身振り手振りで分からないということを伝えるのだけれど、男は気に留める素振りを見せない。ひたすら僕に話しかけ続けるのだった。ひょっとしたら、男は親身になって話を聞いてくれる人を求めていただけなのかもしれない。
2015年2月 ミャンマー 人びと | |
男性 口 ヤンゴン |
No
9053
撮影年月
2010年2月
投稿日
2015年02月10日
更新日
2023年10月03日
撮影場所
ヤンゴン / ミャンマー
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM