太陽が沈みつつあった。僕は宿に向かって歩いていた。すると、一台のジャンボがやって来て僕の前に停まった。ジャンボの運転者がお客を探しているのだった。そこで、トボトボひとりで歩いている僕に目を付けたのだろう。
夕暮れ時だったので運転手にとっては書き入れ時だ。大勢の地元の人が道を行き来している。けれども、地元の人は無視して外国人ばかりに声を掛けているようだ。歩いている外国人を見つけては、乗らないかと声をかけている。その流れの中で僕にも声をかけてきたが、残念ながらホテルまでは歩いて十分いける距離だった。おそらくは同じ距離を走っても、外国人を載せた方が金になるのだろう。
2008年3月 ラオス 人びと | |
運転手 ジャンボ ルアンパバーン タクシー |
No
1470
撮影年月
2008年1月
投稿日
2008年03月10日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ルアンパバーン / ラオス
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM