いわゆる日本人ぽい顔立ちの僕は、この町をウロウロしていても、それだけで周囲の注目を集めることは滅多にない。インド系の人もいるけれど、多数を占めるビルマ族の顔は日本人のそれとあまり変わらないのだ。
でも、中には僕が目立たないように歩いていても、目敏く僕が異邦人であることに気がつく人がいる。まあ大きな一眼レフを持って歩いている人なんてそうそういないから仕方が無いのかもしれない。写真の男もそのようだった。男は僕を見つめ、僕は男を見詰める。道路脇で視線が静かに交わったのだった。
2015年2月 ミャンマー 人びと | |
視線 男性 ヤンゴン |
No
9066
撮影年月
2010年2月
投稿日
2015年02月17日
更新日
2023年10月03日
撮影場所
ヤンゴン / ミャンマー
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM