長い回廊を抜けると、そこは一般公道だった。周囲には家々が密集していて、完全に住宅街の様相を呈している。最初は、もう境内から抜け出てしまったと思ったけれど、よくよく道の先を見てみると、そこには石造りの鳥居が立っているのが見えた。おそらくは、ここもかつては神社の境内で、この道は参道のひとつだったのだろう。そのため、今でも公道の途中に立派な鳥居が建っているに違いない。
見回すと、閑散とした道路の脇に帽子を被った女性が自転車の横に立っているのが見えた。のどかな日常風景だ。この光景を眺めている限りは、ここが神域だなんて思うことは無いだろう。
2007年11月 町角 岡山 | |
自転車 縁のある帽子 岡山市 鳥居 |
No
1229
撮影年月
2007年9月
投稿日
2007年11月27日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
岡山市 / 岡山
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V