写真の門は随神門。岡山藩の藩主だった池田綱政によって1697年に造営されたものだ。門の中には豊磐窓命と櫛磐窓命が祀られている。そして、門の両脇には高い石灯籠が建っていた。門をくぐって境内に入ると、正面には拝殿が建っている。でも、本殿の姿はどこにも無かった。
吉備津彦神社の御神体は、拝殿の向こうにある中山という山なのだ。ここは奈良にある大神神社などと同じように、山を神奈備とする神社なのだった。このような自然への感謝や畏敬や畏怖の体現は、一神教であるキリスト教やイスラム教には理解できないものかもしれない。
2007年11月 建築 岡山 | |
門 岡山市 神社 |
No
1223
撮影年月
2007年9月
投稿日
2007年11月24日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
岡山市 / 岡山
ジャンル
建築写真
カメラ
CANON EOS 1V