旧市街の路地をウロウロと彷徨っていると、斑の猫が歩いているのを見つけた。人通りのある路地にいるのだけれど、人間を怖れている様子はない。我が物顔で歩いている。そこで、僕は猫の後をこっそりと尾行することにしたのだった。
でも、残念ながら尾行してすぐに猫は僕の存在に気が付いてしまった。猫にとって、僕は単なる余所者に過ぎない。猫は立ち止まると、振り返って威嚇するような視線を投げかけてきたのだった。余所者に対する敵意が剥き出しだった。僕は尾行を諦める他無かった。
2014年12月 動物 モロッコ | |
路地 猫 メクネス |
No
8967
撮影年月
2010年1月
投稿日
2014年12月20日
更新日
2023年10月03日
撮影場所
メクネス / モロッコ
ジャンル
動物写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM