ゴールのフォートにある政府系の建物の前には警官が立っていた。肩から銃をぶら下げて持っている。2008年1月に反政府勢力であるLTTEとの停戦合意が破棄されたので、国全体が厳戒態勢になっているようだ。世界遺産に登録されているゴールの旧市街は、スリランカ政府にとって重要な外貨獲得資源だから、警備も厳重なのだろう。
でも、警備している警官の様子からは、そんな緊迫した雰囲気は伝わってこない。この警官も陽気だった。僕がカメラを向けてから初めて、背筋を伸ばし、どこか遠くに視線を向けて、さも仕事中であるという雰囲気を醸し出していた。
2008年7月 人びと スリランカ | |
ゴール 銃 警官 制服 |
No
1795
撮影年月
2008年3月
投稿日
2008年07月10日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ゴール / スリランカ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM