歩いていると町角にネットが張られているが見えた。そして、ネットの両側に男たちが立っている。男たちはそこでセパタクローをしていた。セパタクローは東南アジア発祥のスポーツで、バレーボールのようにネットの挟んでボールを地面に落とさないようにやり取りするもの。バレーボールと違うのは手を使ってはいけないことだ。セパタクローでは、頭や足など手以外の体を使ってボールを扱うことになる。日本ではあまり馴染みのないスポーツだけれど、東南アジアでは結構人気のスポーツだったりする。僕もテレビで試合を見たことはあったけれど、実際に道端で普通の人がセパタクローに興じている姿を目にするのは始めてだった。
ネットの向こう側の男が、こちらに向かってボールを蹴った。ボールはネットを遥か上を超えてくる。すると、こちらにいた男は右足を高く上げてバッと飛び上がった。男たちの視線は降り注ぐ小雨を気にすることもなくセパタクローのボールを追ってた。
2018年3月 スポーツ タイ | |
バック・ショット ボール バンコク ジャンプ 男性 |
No
10473
撮影年月
2017年9月
投稿日
2018年03月08日
更新日
2024年03月26日
撮影場所
バンコク / タイ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA