丘の上にあるスワヤンブナートの中央には巨大なストゥーパが聳え立っていた。ストゥーパには大きな仏陀の目が書かれている。目は四方に描かれていて、世界を見渡しているという意味があるらしい。その眼差しの前では男たちが修復作業に勤しんでいた。
でも、仏陀の視線は遠くの方を眺めたままで、目の前の男たちに注がれることはない。まるで、まったく興味がないかのようだ。世界の隅々まで目を配るので忙しいから仕方がないのだろう。それに自分自信の修繕なんて、そもそもどうでもいいことに違いない。
2009年11月 建築 ネパール | |
瞳 仏塔 スワヤンブナート |
No
3383
撮影年月
2009年6月
投稿日
2009年11月16日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
スワヤンブナート / ネパール
ジャンル
スナップ写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM