幼い男の子がマラッカの道端で補助輪の付いた自転車に乗っていた。補助輪なしで乗るにはまだ幼いようだ。男の子は道端を楽しそうに走り回っていた。たとえ家のすぐ近くであっても、走りたいところを走りたいように走るのは気分が良いに違いない。それは幼い男の子に許されたちょっとした自由なのだ。
カメラに気が付くと、男の子は自動車の陰に自転車を止め不満そうな顔で僕のことを見た。その様子を見て楽しんでいるところを邪魔してしまったような気になった。補助輪を使いながらも一丁前のような顔をしていたのを見られるのは、ちょっと恥ずかしかったのだろう。
2014年5月 マレーシア 人びと | |
自転車 男の子 マラッカ |
No
8544
撮影年月
2008年12月
投稿日
2014年05月23日
更新日
2023年12月12日
撮影場所
マラッカ / マレーシア
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM