ナシーク(インド)
カメラを向けると髭面の男は笑ってくれた
林試の森公園(東京)
ジャージ姿の老人が早足で散歩していた
男は苦笑いした
武蔵小山(東京)
男と女が路地を歩いていた
二人の男の子は腕組みをして立っていた
目黒(東京)
アパートの上空には澄み切った空を広がっていた
子どもたちが遊ぶのを止めて僕のところへやってきた
二人は親子に違いない
サラリーマンが急ぎ足で歩いていた
あくせく働くには暑く、無精髭の男は道端でゆったり寛いでいた
大圓寺(東京)
大圓寺の境内に追悼のための五百羅漢像が並べられていた
ショドルガット(ダッカ)
ショドルガットという波止場では大勢の子どもたちが遊んでいた
三人の男たちが道端に腰を下ろしてお喋りしていた
男は道端のチャイ・スタンドでチャイを飲んでいた
カメラを向けるといかつい顔をした男は視線を逸してしまった
床屋の男はちょうど取り掛かろうとしているところだった
この男も口髭を生やしていた
男はこの状況に笑っていた
男はカメラを見ても楽しそうにはしてくれなかった
女性はチャイスタンドで働いていた
男は鋭い視線を遠くに向けていた
カメラを向けても男の子は冷静を保っていた
二人とも楽しそうにしてくれた
男は足踏み式のミシンで仕事をしていた
主婦の女性が道端にあった水場で忙しそうに働いていた
男は朗らかに笑ってくれた
無精髭を生やした男はガンジー帽を被っていた
男の子はシャッターの前に立っていた
巡礼にサングラスは似つかわしくないように思えた
猫が玄関先に寝そべっていた
傍らに箒とちりとりを置いた女性がじっと玄関を眺めていた
壁には様々なものが掛けられていた
男は振り返った
男の子が道端に停められたバイクを机にして宿題をしていた
道端に腰掛けてカメラを見つめる男の子の後ろに、物陰から様子をうかがう男の子の姿もあった
ひょろりとした男の子が僕を見て階段の途中で立ち止まった
道端でくつろいでいた男にカメラを向けると戯けた笑顔が返ってきた
ドアから足が外に出ていた
プネー(インド)
男はフェンス越しに僕を見ていた
客はなかなか来ないようで、運転手は暇を持て余しているようだった
口ひげを生やしたオートリキシャーの運転手は眉間に鮮やかなビンディを付けていた
男はカイゼル髭を蓄えていた
男がプネーを走る赤い路線バスの乗降口に立っていた
上半身裸の男が洗濯物のある窓辺に立って外を眺めていた
大きなビンディを付けた女性はいくつものネックレスを首に巻いていた
カメラに惹きつけられて集まってきたこどもたちは、ひとりを除いてカメラを見据えた
ティラカを付けた男が手を入れた容器の中に沢山の飲み物が入れられていた
男は疑わしそうに目を細めて僕を見た
プネーの町を黄色に塗られた牛が歩いていた
床屋の中で眼鏡を掛けて口髭を生やした男が順番待ちをしていた
男は裸足の片足をワゴンの上に乗せていた
男の子たちは路地の真中で身構えるようなポーズを取った
屋台に座る男の前に南アジアではお馴染みのパコラという揚げ物が山積みになっていた
まるで暖簾のようなシャンプーの小袋の前に禿頭の男が立っていた
屋台のワゴンが道路脇の壁際に駐められていた
背の高い男の子は口を開け、背の低い男の子は閉じていた
帽子をかぶった男はココナッツの山に手を突っ込んで選んでいた
小さな仕立屋で、ひとりは座っていて、もうひとりはガンディー帽をかぶって立っていた
バスターミナルの近くを歩いていたら、口髭を生やしたタクシー運転手に声を掛けられた
男の子は照れ笑いしながらもカメラを見据えてくれた
食堂で若者がカレーではなくチャーハンを食べていた
'11年4月
前の月
'11年6月
次の月
2011年3月
2011年2月
2011年1月
2010年12月
2010年11月
2010年10月