写真の男はオートリキシャーの運転手だった。この写真を撮ったのはプネーにあるバスターミナルの近く。バスでこの町に到着した人を目当てに、大勢の運転手が愛車のオートリキシャーを道端に駐めて客待ちをしていた。その中のひとりだった男は、のこのこと現れた外国人旅行者を見つけて声を掛けてきたというわけだ。残念ながら僕はオートリキシャーに乗るつもりはなかった。その代わりにカメラを向けることにした。口髭と眉間に赤いビンディを描いていたその男は、カメラを向けられても動じることなく微笑んでくれた。
この周辺で客待ちしているオートリキシャーの運転手はこの男が着ているような薄緑色の服を着ていることが多い。オートリキシャーの運転手の制服なのかもしれない。
2011年5月 インド 人びと | |
ビンディ 顔 口髭 プネー 笑顔 |
No
5447
撮影年月
2010年10月
投稿日
2011年05月11日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
プネー / インド
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
RICOH GR DIGITAL