ヤンゴンの中心部を再び歩き出すと、ほどなくして露天市が開かれている場所へとやって来た。路上には多くの屋台が出ていて、道は屋台で占拠されている。自動車はここを通ることは出来ない。どの屋台もテーブルを出していて、その上に様々な商品を並べている。
このすぐ近くには地元向けの市場が入っている建物があるのだけれど、この露天市で商売している人たちはその建物の中に店を構えることなく、路上で売ることを選んだのだろう。もしくは中に入りたかったのに、入れなかっただけなのかもしれない。
賑わっている露天市には数多の露天商がいる。これだけの数の商売人全てに建物の中の場所を提供するには建物自体を大幅に増築する必要があるから、自然とその近くの路上に露天市ができてしまったのかもしれない。いずれにしても、薄暗い建物の中で電灯に照らされているよりも、太陽の光を浴びている方が食材がずっと美味しそうに見える。露店商たちはいい選択をしているような気がする。
2019年9月 ミャンマー 人びと | |
果物 葡萄 露天市 ヤンゴン |
No
11184
撮影年月
2018年9月
投稿日
2019年09月08日
更新日
2020年01月16日
撮影場所
ヤンゴン / ミャンマー
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
SONY ALPHA 7R II
レンズ
SONNAR T* FE 55MM F1.8 ZA