旅先に赴くと自然と旧市街とか古くから栄えていた町に行ってしまう。最先端でファッショナブルな雰囲気よりも、古びたものの方が自分の好みに合っているようだ。マニラにやって来たときも、やはり古くから栄えていたイントラムロスという地区を訪れた。
イントラムロスにはのどかな雰囲気が漂っていて、路上で子どもたちが遊んでいた。自動車の往来もそれほどない道路は子どもたちにとって格好の遊び場で、闖入者である僕を意識していないようで、しっかり意識している。
ひとりの女の子にカメラを向けると、カメラに視線を向けないものの、はにかみながら耳に手を当て始めた。手前にいた男の子は笑顔でこちらを見ている。カメラを見ていても見ていなくても、子どもたちはみな僕のカメラを意識しているのだった。
2008年11月 人びと フィリピン | |
恥ずかしがり屋 男の子 女の子 イントラムロス マニラ |
No
2237
撮影年月
2008年9月
投稿日
2008年11月23日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
イントラムロス / フィリピン
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM