町角に小さなヒンドゥー教寺院が建っていた。カトマンズにはいたる所に寺院がある。人よりも多くの神が住む町と言われる所以だ。通りかかったこの寺院の入口には女性が立っていた。背中を掻きながら、遠くを見ている。その姿からは静謐さは感じられない。カトマンズの中心部に建つ寺院も女性も都会の喧騒にすっかり溶け込んでいるのだ。
寺院の屋根を見てみると、上から帯状のものがぶら下げられている。トーラナやトゥンダール、ガジュールと並ぶネパールの寺院建築の特徴のひとつであるドバジャと呼ばれるもの。神が降臨する道筋を示すシンボルとされているものだ。
2009年11月 町角 ネパール | |
ヒンドゥー教 カトマンズ 寺院 女性 |
No
3349
撮影年月
2009年6月
投稿日
2009年11月06日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
カトマンズ / ネパール
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM