ホーチミン市の路地を歩いていた。両脇に建物が迫ってきていて立体迷路のようになっている路地だ。道幅も狭く、自動車は通ることができない。路地はどこまでも続いているように見えた。
歴史ある旧市街の町の路地、たとえばネパールの旧市街の路地は、このように細いことが多いけれど、この辺りの町並みはそれほど古いのだろうか。正直なところ、両脇に建っている建物はそれほど古いようには見えない。歴史があるから細いのではなく、無秩序な都市計画のせいで、細い路地が出来上がってしまったというのが実情だろう。
そのような路地のなかほどに、自転車にまたがった女性が停まって、路地の先を眺めていた。自転車の後部には籠が付いていて、何かが入っている。自転車の女性は路地の先に見えるバイクの女性のことをじっと眺めているようだった。
2009年8月 町角 ベトナム | |
路地 バック・ショット 自転車 ホーチミン市 女性 |
No
3119
撮影年月
2009年3月
投稿日
2009年08月28日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ホーチミン市 / ベトナム
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM