根津を歩いていると、昔ながらの表具屋があった。玄関は自動ドアではなく、もちろん引き戸だ。かつてはこのような風情あるお店もたくさんあったのだろうが、今では珍しくなってきている。
扉には達筆な文字で張り紙があり、右には「表具」、左には「屏風」と書かれている。畳のない家庭が増えている中で、表具や屏風が両方揃っている家は今ではかなり少ないのではないだろうか。日本家屋が残念ながらあまり人気がないように思えてならない。確かに、僕も畳よりフローリングの方が好みだ。
2005年8月 静物 東京 | |
カリグラフィー 漢字 扉 根津 お店 |
No
153
撮影年月
2005年7月
投稿日
2005年08月22日
更新日
2024年11月07日
撮影場所
根津 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V