根津の町を歩いていると、昔ながらの表具屋があった。玄関は自動ドアではなく、もちろん引き戸になっていた。かつては、このような風情のあるお店も沢山あったのだろうけれど、今では珍しくなってきている。
扉には達筆の張り紙が貼ってあって、右には「表具」、左には「屏風」と達筆で書かれていた。畳でさえない家庭が増えている中で、表具も屏風も両方あるような家は、今ではかなり少ないのではないだろうか。日本家屋は残念ながらあまり人気がないような気がしてならない。確かに僕も畳よりもフローリングの方がいい。
2005年8月 静物 東京 | |
カリグラフィー 漢字 扉 根津 お店 |
No
153
撮影年月
2005年7月
投稿日
2005年08月22日
更新日
2023年12月12日
撮影場所
根津 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V