谷根千と呼ばれるエリアの一部、根津を歩いていた。この辺りには寺院が多い。そして、道が狭い。戦前からの町並みが空襲で破壊されることなく残っているためだろう。
そうこうしているうちに、小さな三叉路へとやって来た。ここは三叉路に大きな木が立っていて味のある場所だ。
立ち止まって木を見上げていると、他にも三叉路で立ち止まっている人がいた。でも、見事なまでに眺めているものは人それぞれだった。眼鏡を掛けた女の子は上を見ていて、警備員は往来に気を配り、右の小道の先に立つおじさんは腕を組みながら見上げている。僕を含めてみながすぐ近くに立っているのにそれぞれ違う光景を眺めているのだった。
2011年8月 町角 東京 | |
交差点 梯子 根津 木 |
No
5641
撮影年月
2011年5月
投稿日
2011年08月16日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
根津 / 東京
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
OLYMPUS PEN E-P2
レンズ
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42MM