路地の奥へと進んでいくと、道端に網戸で覆われた扉があった。男の子が網戸の向こう側に腰を下ろしていた。近づいてカメラを向けても、男の子は動揺することもなく、じっとしたままだった。そして、一言も発しない。
この場所が男の子の定位置なのだろう。カメラを向けてもリアクションは特になく、動く素振りを見せることもない。それでも僕の持っている一眼レフに興味は持っているようで、男の子は網戸越しにじっと僕を見据え続けていた。
2011年2月 インド 人びと | |
男の子 視線 ムンバイ 網戸 |
No
5211
撮影年月
2010年9月
投稿日
2011年02月21日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ムンバイ / インド
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM