薄暗い路地の両脇は高い壁になっている。住居なのだろうけれど、生活している音は外に漏れておらず、路地は静けさに包まれていた。まるで廃墟のように静かだ。洗濯物が干されている窓は見当たらず、見渡しても人の気配を感じることが難しい。地元の人はどこで洗濯物を干しているのだろう。
そんな路地を歩いていると、先に人が歩いているのが見えた。けれど、男は角を曲がってしまい、やはり僕はひとり路地に取り残された。
2014年11月 町角 モロッコ | |
路地 扉 フェズ 旧市街 壁 |
No
8868
撮影年月
2010年1月
投稿日
2014年11月01日
更新日
2024年08月27日
撮影場所
フェズ / モロッコ
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM