通りを歩いていると、青いシャツを着た男の子がやって来た。そして、僕の目の前に立ちはだかったのだった。僕の方がずっと背が高いので男の子は上目遣いだ。手は後ろで組んで、口は真一文字に結ばれている。
僕の顔を見詰めるばかりで、何も発しないのだけれど、男の子の表情からは固い決意を感じた。どうやら写真を撮ってもらいたいようだ。カメラを構えることになるまで、男の子は表情を崩すことはなかった。写真を何枚か撮ると男の子は満足したようで、手を振りながら陽気に走り去っていった。
2011年4月 インド 人びと | |
男の子 顔 視線 プネー |
No
5397
撮影年月
2010年10月
投稿日
2011年04月16日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
プネー / インド
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
RICOH GR DIGITAL