男は骨折しているようだった
険しい顔付きの男が市場の通路をひとりで歩いていた。骨折しているのか、右腕を吊っている。吊っていない方の手で大きな黒いビニール袋を持ち、黙々と男は歩いていている。
市場にやって来ている大勢の人たちと違って、男は立ち並ぶお店には目もくれない。この市場で売られているものには全く興味がないようだ。表情からすると、興味が無いだけでなく、忌み嫌っているようにも見えてしまう。この道を通っているのも、ただ単にここが近道であるからだけのような雰囲気だ。
| 2009年7月 人びと ベトナム | |
| カウボーイハット 男性 市場 ミトー |
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PHOTO DATA
No
3028
撮影年月
2009年3月
投稿日
2009年07月31日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ミトー / ベトナム
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM
