人通りのない路地に立っていた。人びとはどこかに働きに出ているのか、家々が軒を連ねているのに歩いている人はほとんどいない。すると向こうから幼い子供が歩いてくるのが見えた。
何をしているのかは分かららない。けれど、手でぬいぐるみを抱えながら吸い付けられたかのように僕に向かって歩いている。僕がこの子が気になったのと同じように、この子も見慣れない人間が家の近くを歩いていたので気になったのだろう。子どもの頭上には何本もの電線が走っていた。
2014年3月 町角 フィリピン | |
電線 こども ラワグ |
No
8392
撮影年月
2008年9月
投稿日
2014年03月08日
更新日
2023年12月12日
撮影場所
ラワグ / フィリピン
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM