ムンバイの町角で行き会った少年は鋭い視線でこちらを向けた。鋭いと言っても、敵意や悪意を感じさせるものではない。カメラに向けられたのは好奇心でいっぱいになってキラキラと輝いている瞳だった。
シャッターを切っても切っても、男の子は飽きることなくキラキラとした瞳を向け続けてくれた。そんな瞳を見ていると、シャッターを切るたびに男の子から溌剌さをもらったようているような気がした。何か珍しいもの、美しいものを目にしたときに、僕はこの男の子と同じくらい瞳を輝かせて見ることができているだろうか。分かったような顔をしてしまっているような気がしてならない。
2011年3月 インド 人びと | |
男の子 好奇心 顔 ムンバイ |
No
5337
撮影年月
2010年9月
投稿日
2011年03月24日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
ムンバイ / インド
ジャンル
ポートレイト写真
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM