棚田を見られるというので、この集落にやって来たのだった。集落の端に立って、広がる棚田を眺めていた。そうしているうちに、男の子がどこからともなく現れた。僕を見掛けた男の子は僕の気を引くために木に登り始める。そして、頭をかきながら僕を見ている。僕は何も言わずに男の子にレンズを向けたのだった。
男の子の背後には棚田が広がっていた。この村は棚田に囲まれているのだった。平地が少ないので、苦肉の策として棚田を作っているのだけれど、それが外国からも観光客を呼び寄せるようになるなんて皮肉だ。ちなみに日本のほとんどの場所と違って、ここでは二期作、三期作が当たり前らしい。
2012年6月 人びと フィリピン | |
男の子 登る マリコン 棚田 木 |
No
6513
撮影年月
2008年9月
投稿日
2012年06月09日
更新日
2024年07月01日
撮影場所
マリコン / フィリピン
ジャンル
ストリート・フォトグラフィー
カメラ
CANON EOS 1V
レンズ
EF85MM F1.2L II USM